軽自動車の工夫された空間づくり
軽自動車の工夫された空間づくり
かつての軽自動車は、車内空間が狭く圧迫感を覚える車種も少なくありませんでした。
しかし昨今、新車で販売されている車種の多くは空間づくりに工夫がされており、従来の軽自動車のような狭さを感じることなく快適に乗ることができます。
例えば足元が広々とした設計になっていますので、大人でも余裕を持って足を伸ばすことができます。
コンパクトカーよりも広く感じられる車種もあり、高身長や大柄な人でも窮屈な思いをすることがないはずです。
頭上にゆとりがある車種も増えています。
以前は、軽自動車に乗った時に天井の低さが気にされることも少なくありませんでしたが、そうした問題を解消した車種が増えています。
天井が高く設計されており、上からの圧迫感がないことで狭さを感じにくいです。
また、高さがあることで荷物を載せやすくなっているのも特徴です。
車種によっては自転車を横に寝かせることなく載せることができますし、大きめな買い物をした時でも安心でしょう。
新車に搭載されている最新装備
以前は軽自動車はシンプルで価格が安いのが持ち味で、主に通勤や買い物に使用するセカンドカーの位置付けでした。
しかし最近はボディが小型で排気量も小さくても普通車と同じく装備を備えているものがあり、安全面にも行き届いたものがほとんどです。
最近の新車の軽自動車に必ず搭載されている装備は自動ブレーキです。
これは前を走っている車が急ブレーキをかけて、前との距離が縮まった時に自動でブレーキがかかるものです。
この他にも車が走行時に対向車線や側道車線をはみ出した時に、警告ブザーが鳴るシステムや、夜間に対向車がくると自動でライトを下向きにするオートライトなどがあります。
夜間の走行時のライトは、通常の場合は上向きのハイビーム状態になっていることが事故を未然に防ぐので、これらはすべて安全に考慮した装備です。
他にもナビシステムなどを搭載したものは、バックする時に後ろの様子を見ることができるバックモニターや車を上から見た状態が映し出されるアラウンドモニターなどがあり、小さくても車の周りが観察できる装備など安全面を考慮しています。